葉酸とは?葉酸ってほんとに必要なの?

葉酸とは

葉酸とは水溶性ビタミンでビタミンB群の一種です。葉酸は、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれています。葉酸はビタミンB12とともに赤血球を作りだす働きがあり、造血のビタミンともいわれています。体内に蓄えにくいので、毎日摂取することが大切です。

葉酸が多く含まれる食品とは

葉酸は、大変多くの食品に含まれていますが、特に多いのは肉のレバーのほか、緑黄色野菜ではほうれん草、ブロッコリー、枝豆、モロヘイヤなどに葉酸がふくまれています。

果物ではいちご、さくらんぼ、ライチ、ラズベリーなどに葉酸が含まれています。

魚介類や海藻類ではたたみいわし、海苔、にぼしなどに葉酸が含まれています。

葉酸にはポリグルタミン酸とモノグルタミン酸の2種類が存在

ポリグルタミン酸とは、天然の葉酸のことです。ポリグルタミン酸は消化吸収率が悪く、摂取しようと思った50%程度しか吸収されません。葉酸は体内では蓄積されにくいため、普段の食生活からは非常に摂取しにくい栄養素と言われています。

厚生労働省が推奨しているのはモノグルタミン酸です。合成のモノグルタミン酸の吸収率は約85%と高く、吸収率がポリグルタミン酸より高く、効率的に葉酸を摂取することができます。

厚生労働省が葉酸摂取を推奨

妊娠前後に大きな役目を果たすため、厚生労働省が妊娠1カ月前から食品からの葉酸摂取に加え、1日400㎍の葉酸摂取を推奨しています。

ただ葉酸は水に溶けやすく、調理による熱に弱く分解されやすいために食品を食べた量に対して吸収される量は50%程度とも言われており、食事に気をつかうだけでは不足しがちになります。推奨される十分な葉酸を食事から摂るのはとても大変なことです。

葉酸は、食品から十分に摂取するのが難しい栄養素となります。ですので葉酸はサプリメントから摂取すると効果的です。

葉酸摂取はサプリメントがおすすめ

妊娠中のママは栄養不足になりやすく、赤ちゃんにも栄養をしっかりと送らなければなりません。しかし、妊娠中はつわりで食欲がなくなったり、食べたくても食べられない場合もあります。食品からの葉酸摂取に加え、普段から摂取しやすいサプリメントなどで補っていくことが大切です。

葉酸は妊娠前から始めるのが理想的で、妊娠中に大事な成分となります。ママにも赤ちゃんのためにも必要な葉酸をサプリメントでしっかりと補いましょう。