妊娠するためには排卵日のタイミングを知ろう

妊娠排卵日

赤ちゃんが欲しい人にとって、まずは妊娠しやすいタイミング「排卵日」を知ることが大切です。排卵日の前後が妊娠しやすい日といわれています。排卵日を知ることによって妊娠の確率をあげることができます。

個人差がありますが、女性の月経周期は28日前後の方が多いです。この間に、女性の体の中ではさまざまな変化が起こり、赤ちゃんを妊娠するための準備でこの流れを知ることが重要なポイントとなります。

左右にある卵巣のどちらかで、だいたい約1ヵ月に1個、新しい命のもとになる卵子が成長します。卵巣から卵管へ卵子がとびだすことを排卵といいます。この時期に性交し、女性の体内に放たれた精子と卵子が卵管で出会うことで妊娠します。

排卵日のタイミングは月に1回だけ

排卵が起こるのは、約1ヵ月に1回です。卵子が受精できるのは排卵後の1日程度しかありませんので、この間に受精のチャンスを逃してしまうと、次回の排卵の時までタイミングを待つことになります。

卵子の寿命は、排卵後約24時間といわれています。卵子の生存している時間のうち6~8時間が受精可能な時期とされており、排卵日を正確に知ることは重要です。

排卵日を知る方法とは

排卵日のタイミングを知る方法として一般的なのが、基礎体温をつけることです。しかし、うまく測れないこともあったり、誤った方法で測ってしまったり、排卵日が見つけられないという色々な声も多く聞きます。

この日が排卵日かなとあいまいな予測しかできません。基礎体温表が続かなかったり、むずかしいと感じている方におすすめなのが「排卵日予測検査薬」です。

最も簡単なセルフチェック方法の1つで、黄体形成ホルモン(LH)の濃度が検査薬でわかります。LHの数値が排卵直前になると上昇します。この上昇がLHサージと呼ばれ、LHサージから約40時間以内に排卵が起こるといわれています。このLHサージをとらえて排卵日を約1日前に予測できるのが、排卵日予測検査薬です。

方法も簡単な尿検査です。自分で簡単に調べることができますので、まずはセルフチェックをし、それでも不安な場合は医療機関などで検査を受けるようにしましょう。